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書籍詳細

腎機能低下時の薬剤ポケットマニュアル 3版

腎機能低下時の薬剤ポケットマニュアル 3版

南学正臣 著

B6判 380頁

定価5,280円(本体4,800円 + 税)

ISBN978-4-498-11706-8

2015年04月発行

在庫なし(19年6月 第4版刊行予定)

腎機能の低下した患者に至適な薬剤処方を行うための必要知識を解説したポケットブック改訂第3版。患者に応じた使用法・注意点を薬剤ごとにまとめたコンパクトでわかりやすい構成・体裁はそのままに、新薬を中心に項目の追加・整理・増補を行った。特に注意すべき薬剤をまとめた付録「携帯用ポケットカード」付き。

3版の序

 慢性腎臓病患者は成人の8人に一人とされており,どのような分野においても医療に従事する限り腎機能低下患者に薬剤を投与する機会は少なくない.薬剤は,腎機能低下時に用量調整が必要なもの,それ自体が腎機能に影響を与えるものなど,様々なものがあり,患者の状態に応じて適切に使用することが重要である.「腎機能低下時の薬剤ポケットマニュアル」は多くの先生方にご活用いただき,高い評価をいただいてきた.今回,次々に日常臨床の現場に使われるようになる新薬に関する記載を加え,また皆様のご要望に応じ適宜加筆・修正を行い,今回改訂第3版を上梓することができたのは望外の喜びである.
 多忙な臨床業務の中,執筆に惜しみない労力を注いでくださった各病院の腎臓内科の先生方および薬剤部の先生方に心より感謝申し上げる.また,本書の作成においてご指導ご鞭撻をいただいた中外医学社編集部の稲垣義夫氏にも,この場を借りて深謝申し上げる.
 本書は,日常臨床で忙しい先生方にご活用いただけるよう,実用性・使いやすさには格段の注意を払って作成した.ぜひ,皆様の臨床の場でご活用いただきたい.

2015年3月
南学正臣

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目次

I章 ベッドサイドでの薬物使用法
 1 病原微生物に対する薬剤
  A.抗生物質
   1 ペニシリン系抗生物質 〔和田健彦〕 
   2 セフェム系抗生物
   3 カルバペネム系抗生物質
   4 アミノグリコシド系抗生物質
   5 マクロライド系抗生物質
   6 MRSA治療薬
   7 クリンダマイシン 〔加藤秀樹〕 
   8 テトラサイクリン
  B.合成抗菌薬
   1 ニューキノロン系抗生物質 〔加藤秀樹〕 
  C.ニューモシスチス等治療薬
   1 ST合剤 〔大瀬貴元〕 
   2 アトバコン
  D.抗結核薬
   1 抗結核薬 〔大瀬貴元〕
  E.抗ウイルス薬
   1 抗ヘルペス薬 〔大瀬貴元〕
   2 抗インフルエンザ薬 
  F.抗真菌薬
   1 抗真菌薬 〔石本 遊〕
 2 降圧薬 〔田中哲洋〕
   1 カルシウム拮抗薬
   2 ACE阻害薬
   3 アンジオテンシン受容体拮抗薬
   4 アルドステロン拮抗薬
   5 レニン阻害薬
   6 利尿薬
   7 α遮断薬
   8 β遮断薬
 3 循環器病薬 〔川上貴久〕   
   1 ジギタリス
   2 硝酸薬
   3 プロカインアミド(Ia群 抗不整脈薬)
   4 ジソピラミド(Ia群 抗不整脈薬)
   5 シベンゾリン(Ia群 抗不整脈薬)
   6 ピルメノール(Ia群 抗不整脈薬)
   7 リドカイン(Ib群 抗不整脈薬)
   8 メキシレチン(Ib群 抗不整脈薬)
   9 アプリンジン(Ib群 抗不整脈薬)
   10 ピルジカイニド(Ic群 抗不整脈薬)
   11 フレカイニド(Ic群 抗不整脈薬)
   12 プロパフェノン(Ic群 抗不整脈薬)
   13 アミオダロン(III群 抗不整脈薬)
   14 ソタロール(III群 抗不整脈薬)
   15 ベラパミル(IV群 抗不整脈薬)
   16 ベプリジル(IV群 抗不整脈薬)
   17 抗血小板薬
   18 ワルファリンカリウム(抗血小板薬・抗凝固薬)
   19 ダビガトラン・エテキシラート(抗血小板薬・抗凝固薬)
   20 エドキサバントシル酸塩水和物(抗血小板薬・抗凝固薬)
   21 アピキサバン
   22 プロスタグランディン製剤
   23 ニコランジル(血管拡張薬)
   24 肺高血圧症治療薬
 4 糖尿病/肥満治療薬
   1 スルホニル尿素薬 〔本西秀太〕 
   2 αグルコシダーゼ阻害薬
   3 ビグアナイド
   4 チアゾリジン
   5 速効型インスリン分泌促進薬
   6 DPP-4阻害薬
   7 Glucagon like peptide-1(GLP-1)アナログ(GLP-1受容体作動薬) 〔山口純奈〕 
   8 SGLT2阻害薬
   9 インスリン
   10 セチリスタット
 5 高脂血症・高尿酸血症治療薬 〔古瀬 智〕 
   1 スタチン
   2フィブラート
   3その他の高脂血症治療薬
   4アロプリノール
   5プロベネシド
   6フェブキソスタット
 6 骨粗鬆症治療薬 〔古瀬 智〕 
   1 ビスフォスフォネート
   2 デノスマブおよびデノタスチュアブル
 7 消炎鎮痛薬 〔田中真司〕 
   1 非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)
   2 副腎皮質ステロイド
   3 その他の消炎鎮痛薬
   4 麻薬系鎮痛薬・非麻薬系鎮痛薬
   5 片頭痛治療薬
 8 腎不全治療薬 〔花房規男〕 
   1 球形吸着炭
   2 陽イオン交換樹脂
   3 リン吸着薬
   4 ビタミンD製剤
   5 シナカルセト
   6 ESA(erythropoiesis stimulating agents)
   7 経口瘙痒症治療薬
 9 多発性囊胞腎治療薬/心不全治療薬 〔本田謙次郎〕 
   1 トルバプタン(利尿薬)
 10 消化器系薬 〔田中真司〕 
   1 H2ブロッカー
   2 プロトンポンプ阻害薬
   3 下剤
   4 肝炎治療薬
   5 その他の消化器系薬
 11 抗アレルギー薬・抗リウマチ薬 〔三村維真理〕 
   1 抗ヒスタミン薬
   2 ブシラミン
   3 金製剤
   4 メトトレキサート
   5 インフリキシマブ,アダリムマブ
   6 エタネルセプト
 12 免疫抑制薬
   1 シクロスポリン 〔高野秀樹〕 
   2 タクロリムス
   3 シクロホスファミド
   4 ミゾリビン
   5 ミコフェノール酸モフェチル
   6 エクリズマブ 〔加藤秀樹〕 
 13 中枢神経系 〔平川陽亮〕 
   1 麻薬系鎮痛薬
   2 非麻薬系鎮痛薬
   3 ベンゾジアゼピン系
   4 フェニトイン
   5 バルプロ酸ナトリウム
   6 トリプタン
   7 アマンタジン
   8 メマンチン,ガランタミン(認知症薬)
 14 抗癌剤 〔星野純一〕 
   1 アルキル化薬
   2 トポイソメラーゼ阻害薬
   3 抗腫瘍性抗生物質
   4 白金製剤
   5 微小管阻害薬
   6 代謝拮抗薬
   7 分子標的治療薬
   8 ホルモン類似薬
   9 免疫調整薬,その他
 15 造影剤 〔石本 遊〕 
   1 ヨード系造影剤
   2 MRI用造影剤
   3 蛍光眼底造影剤
 16 腎不全患者用輸液・栄養製剤 〔花房規男〕
   1 高カロリー輸液用基本液
   2 腎不全用アミノ酸注射液
 17 急性腎傷害に対する薬物療法 〔土井研人〕 
   1 急性腎障害に対する薬物療法

II章 腎障害時の薬物動態の変化
 1 薬物の腎排泄機構とクリアランスの変動 〔樋坂章博,鈴木洋史〕 
 2 ­­血液透析,腹膜透析,持続血液濾過透析における薬物動態の変化 〔山本武人,樋坂章博,鈴木洋史〕 
 3 腎機能低下時の薬物投与の調整法           〔大野能之,樋坂章博,鈴木洋史〕
 4 薬剤による腎障害 〔大野能之,岩井麻珠子,鈴木洋史〕 

事項索引
薬剤名索引

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執筆者一覧

南学正臣 東京大学教授 著
和田健彦 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科講師  
加藤秀樹 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
大瀬貴元 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
石本 遊 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
田中哲洋 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科講師  
川上貴久 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
本西秀太 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
山口純奈 東京大学大学院医学系研究科腎臓・内分泌内科  
古瀬 智 三井記念病院腎臓内科  
田中真司 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
花房規男 東京大学医学部附属病院腎疾患総合医療学講座特任准教授  
本田謙次郎 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
三村維真理 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
高野秀樹 東京逓信病院腎臓内科医長  
平川陽亮 東京大学医学部附属病院腎臓・内分泌内科  
星野純一 虎の門病院腎センター内科医長  
土井研人 東京大学医学部附属病院救命救急センター講師  
樋坂章博 千葉大学大学院薬学研究院臨床薬理学研究室教授  
鈴木洋史 東京大学医学部附属病院薬剤部教授・薬剤部長  
山本武人 東京大学大学院薬学研究科医療薬学教育センター講師  
大野能之 東京大学医学部附属病院薬剤部副薬剤部長  
岩井麻珠子 東京大学医学部附属病院薬剤部  

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