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書籍詳細

呼吸器診療ANDS BOOK

呼吸器診療ANDS BOOK

滝澤 始  監修 / 皿谷 健  編著

A5判 516頁

定価(本体7,200円 + 税)

ISBN978-4-498-13044-9

2019年09月発行

在庫あり

杏林大学呼吸器内科のスタッフが現時点での総力を結集して作り上げた骨太の診療エッセンス&パールズ。呼吸器診療という名の大海を泳ぎ切るための診断政略、見逃してはならない疾患を確実に掬い上げるためのポイント、普遍的でありながらも重要な身体所見・バイタルのとりかた、診療に役立つ検査所見の知識、初級編から上級編まで縦横に網羅された珠玉のパールズなど、呼吸器診療に携わるすべての医師の臨床力をワンランク引き上げる充実の内容。

前書きにかえて

君はマニュアルに何を期待するか?
血痰を示す原因疾患の一覧表,診察の注意の項目,オーダーするべき検査のリスト,などなどがほしいのなら,すでにたくさんのマニュアルがあると思う.しかし,本当に読みたいのは,実地診療の現場で,毎日悪戦苦闘している先輩や仲間の生の声,やり方ではないだろうか.もしそうなら,是非このマニュアルを手に取っていただきたい.
この本は,当科の皿谷准教授が編集長として,内容,装丁,執筆者などにとことんこだわって作り上げた,皿谷イズム満載のマニュアルである.杏林大学呼吸器内科のスタッフが現時点での総力を結集して作り上げた「あんずの呼吸2019年決定版」と言える.患者さん一人一人を前にして,つくづく感じるのであるが,私たちが自信を持って言える事柄は,あまりに少なく,予想外のことはあまりに多い.しかし,以下のことは,自信を持って言える.
第一に,わからないことや知らないことを,知らない,と言えることが大切であり,次につながる重要なステップである.
第二に,そのわからないことを,自らの手で調べることができる,ということが重要である.
そして第三に,そうすることが,結局今の,そして明日の患者さんの利益になることを知っている,ということが重要である.
第一の点であるが,このことが意外に難しい,ということを君は知っているであろうか? 教科書でも文献でもわかっていることは書いてあるが,わかっていないことは書いていないものである.したがって,「今はわかっていない」ことを知るためには,「わかっていることを調べる」何倍何十倍の労力で,文献などを跋渉しなければならないのだ.
第二の点は,言うまでもなく,文献を調べ,先輩に聴く,ことである程度わかる.しかし,例えばガイドラインを精読しても,「なぜ,その治療をどのくらい,どの期間するのか?」は書いていないことが多い.また,その治療でうまくいかないときどうするべきか? あるいは,同じグループの薬剤のそれぞれの特徴を比較した記載,はっきり言えば「どっちがいいか?」を書いてあることは稀である.その時はどうするか? 答えは君の中にある.今流行りのclinical question に対する答えを君が書くべく,さまざまなデザインの臨床試験を,同じ志を持つ仲間と行うしかない.当然,ハードルは高く険しいだろう.しかし,上に挙げた第三のポイントを信じるのなら,「やるっきゃない」のである.本マニュアルには,こうした信念で私たちが得た,数々のclinical pearlも掲載している.ぜひ味わっていただきたい.
本マニュアルをきっかけとして,一人でも多くの方が呼吸器内科を目指すことを祈って,刊行に際してのメッセージとしたい.

2019年8月
杏林大学呼吸器内科 主任教授
滝澤 始




序 文

2015年秋頃に当院の呼吸器本の作成の話を頂いたと記憶しています.ボスの滝澤 始教授が退官までのあと数年というタイミングで,“最後の大仕事(集大成)になる”,とおっしゃっていたのを思い出します.本書の草案を練るにあたり,あんず(杏林大学呼吸器内科)のカンファレンスで現場の最前線にいる医師たちの生の声(疑問点や議論した点)をノートに書き留め,Great caseを思い起こしながら,かなりの熱量を注入して執筆,編集を行いました.“こんな困った症例があった”と他病院の先生と話をしていると,それはほぼ必ず僕たちも通ってきた道であり,僕らなりの答えがあることが多かったですが,それは僕らのカンファレンスで議論になっていたからです.生死に関わる病態を多く扱う呼吸器内科という領域は,さまざまな重大な判断をその都度要し,実際の臨床は精神的,肉体的にもタフな仕事です.しかし肺は全身疾患のまさに窓であり,学問的には本当に奥が深いと感じる日々です.助け合う多くの仲間がいれば研修医からスタッフにいたるまで常に楽しく正しく頑張れる,持続的な個々の成長が可能であると考えています.現場で生き抜いてきたたくさんの“愉快なあんずの仲間たち”と一緒に,地を這うような地道な努力によって築き上げた本書のエッセンスは,たくさんの患者の診療を経て医師,看護師,コメディカルの思いが詰まったメッセージそのもので,時間を経ても“色褪せることのないエビデンス”です.
最後に,前ボスの後藤 元教授,現ボスの滝澤 始教授の長年の愛のある指導に感謝し,出版に際し尽力して頂いた中外医学社の中畑さん,岩松さんら担当の方々に深謝致します.

2019年8月
杏林大学呼吸器内科 准教授
皿谷 健

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Contents

第1章 診断戦略
 1 呼吸器診療の大海を泳ぐ 〈皿谷 健〉
  1 航海のはじまり
  2 マインドマップを使った多角的評価
  3 疾患のカテゴライズ

第2章 症状/主要徴候
 1 見逃してはならない疾患を想起する 〈皿谷 健〉
  1 息切れあれこれ
 2 血痰・喀血
  1 血痰・喀血総論 〈中元康雄,長友禎子,皿谷 健〉
  2 大量喀血の場合 〈中元康雄〉
  3 拍動を伴わないミミズに注意! 〈長友禎子/皿谷 健〉
  4 気管支動脈蔓状血管腫とは? 〈長友禎子/皿谷 健〉
 3 胸痛 〈皿谷 健〉
  1 歴史は繰り返すのだ!
  2 まずは3つの疾患を押さえよ!
     あんずコラム 市中肺炎と胸痛について
  3 胸痛の発症は急性 〜亜急性までさまざま
 4 咳嗽:多彩な疾患群を捉える 〈皿谷 健〉
  1 気管支喘息を念頭においた問診を! 問診の流儀
  2 One airway, One disease
  3 咳の出現時間は疾患を予想できる?
  4 好酸球は人気者
  5 喘息に似たこわい疾患たち
     あんずコラム 咳と胸痛は肋骨骨折も考えよ!

第3章 身体所見とバイタルサイン
 1 バイタルサイン総論:時代を経ても変わらない大事なもの 〈皿谷 健〉
  1 ドキドキはどの程度?
  2 ドキドキしない疾患群とは?
  3 “寒さの程度”による分類を意識せよ!
  4 脈からの診察
  5 急性出血の評価
 2 視診 〈皿谷 健〉
  1 “呼吸”は見て感じよ!
  2 “手あて”のはじまり
  3 爪は全身疾患の窓である
     あんずコラム なぜnailfold capillaryに注目するのか?
  4 手のガサガサに潜むリスクとは?
  5 Raynaud現象:膠原病診断への重要なヒント
  6 皮膚も全身疾患の窓である
     あんずコラム 皮疹と粘膜病変
  7 全身所見としてとらえる悪性腫瘍
  8 薬疹のキモは“粘膜傷害”と“ウイルス感染”の有無
     あんずコラム 薬疹の原則 〜良性のウイルス性皮疹とDIHS/DRESSの鑑別って?〜
  9 血流と閉塞部位を意識した診察
     あんずコラム Hodgkinリンパ腫はSVC症候群を起こしにくい?
  10 頸部の身体所見から診断を予測せよ!
 3 触診 〈皿谷 健〉
  1 Virchowリンパ節が危険なワケ
  2 胸郭運動:見て触って診断する
  3 皮膚温,湿潤は隠れた危険をあぶり出す方法
  4 “浮腫は左側に出やすい”の法則
 4 打診 〈皿谷 健〉
  1 胸水だけじゃない.肝臓に用いよ!
 5 聴診 〈皿谷 健〉
  1 200年の伝統を継承しよう
     あんずコラム 聴診器の発明者:Laennecの人生
  2 時相を意識した聴診を
  3 聴診部位は狙って行う
  4 胸水/肺炎:五感を総動員した診察を!
     あんずコラム Hamman’ s crunch
     あんずコラム All that wheezes is not asthma
 6 一般内科医/呼吸器内科医のための心疾患の診かた 〈皿谷 健〉
  1 手あてのはじまり…
  2 心尖拍動の3つのルールをマスターせよ!
  3 頸動脈は放散も意識せよ!
  4 内頸静脈波による診断はアートだ!
  5 奇脈が救う.緊急オペは必要か? 判断せよ!
  6 肝拍動:舌圧子の意外な使い方
  7 右室負荷所見をマスターせよ!
  8 心音の基本ルールを学ぶ
     あんずコラム うっ血性心不全では右胸水が多い?

第4章 検査所見を診療に生かす
 1 病理診断に強くなる
  1 G染に親しむべし! 〈荒岡秀樹〉
     あんずコラム グラム染色のワンポイントエッセンス 〈牧野 博,皿谷 健〉
  2 トリビアに挑む 〈皿谷 健〉
 2 バイオマーカーに強くなる
  1 偽陽性にだまされるな! 〈皿谷 健〉
  2 KL-6のミニマムエッセンス 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 世界のβ-D-glucan:偽陽性を認識して使いこなす 〈皿谷 健〉
  3 BNPは心不全のrule outに! 〈三倉 直〉
  4 sIL-2レセプターは何を疑い測定するのか? 高値ならどうする? 〈西沢知剛,皿谷 健〉
  5 IGRA陰性は感染を否定しないのだ 〈渡辺雅人〉
  6 PCT:肺炎球菌(肺炎)と非肺炎球菌(肺炎)で分けて考えて! 〈渡辺雅人〉
     あんずコラム 肺癌とPCT:意外な落とし穴 〈皿谷 健〉
 3 画像診断に強くなる:1 胸部X線
  1 胸部X線写真の読影法(あんずの呼吸流):小三Jを意識せよ! 〈石井晴之〉
  2 無気肺のパターンを知る:他人に差をつける読影法 〈石井晴之〉
  3 覚えておくと武器になる!小粒でもピリッと辛い読影法 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 急がば回れ 〈石井晴之〉
 4 画像診断に強くなる:2 胸部CT
  1 結節影の極意 〈皿谷 健〉
     あんずコラム さらなる変化球が来たら? 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 先天性疾患は身近にある? 〈肥留川一郎〉
 5 画像診断に強くなる:3 肺エコー
  1 ハラミ(横隔膜)に親しむ… 〈皿谷 健,三倉 直,南 太郎〉
     あんずコラム 悪性疾患の自然消退はあるのか? 〈皿谷 健〉

第5章 ANDSパールズ:初級編(Basic)
 1 知っておきたい酸素の極意
  1 低流量 vs 高流量 〈野坂華理〉
     あんずコラム 簡易マスクとベンチュリーマスクの穴の違い,リザーバーマスクの盲点 〈野坂華理〉
  2 酸素ボンベの残量を理解する 〈石井晴之〉
  3 ベンチュリー効果を学ぶ 〈三倉 直〉
     あんずコラム あなたの指示は,とりあえず……? 〈石井晴之〉
  4 SpO2:第7のバイタルサイン 〈和田翔子,皿谷 健〉
     あんずコラム シャントの有無およびシャント率を予測するには? 〈皿谷 健〉
  5 SpO2の上昇しないワケ 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 6分間歩行試験の意義とやり方 〈野坂華理〉
  6 6分間歩行のオキテ 〈野坂華理〉
     あんずコラム 6分間歩行と特発性肺線維症(IPF)
     〜IPFならできるだけ早く歩かせるのが流儀?〜 〈野坂華理〉
  7 加湿の盲点 〈倉井大輔〉
  8 先生! 飛行機乗っていいですか? 〈倉井大輔〉
 2 薬のオキテ/ミニマムエッセンス
  1 抗菌薬総論 〈皿谷 健〉
     あんずコラム L2MNSのすすめ1 〈皿谷 健〉
     あんずコラム L2MNSのすすめ2 〈皿谷 健〉
  2 ステロイド総論 〈皿谷 健〉
     あんずコラム ステロイドのgenomic and nongenomic effect 〈皿谷 健〉
  3 呼吸器科医が困る3つのステロイド案件 〈蘇原慧伶,皿谷 健〉
 3 マクロライド千思万考 〈皿谷 健〉
  1 マクロライドの呼吸器内科医的思考:誰に使う?
  2 マクロライド/慢性副鼻腔炎の耳鼻科医的思考:3つの分類
     あんずコラム 胸膜/腹膜肥厚の鑑別
 4 吸入薬:デバイスの違いを理解する 〈矢野絹子〉
  1 吸入デバイスの特徴をつかむ
  2 吸入薬Q&A
 5 肺炎:木を見て森を見ず,にならないために… 〈皿谷 健〉
  1 肺炎治療のアウトライン:総論
  2 市中肺炎の原則:多角的評価のはじまり
  3 病歴が決め手に…
  4 人体実験の末に…
  5 気道散布の典型的サイン
  6 出身地/居住地からもアセスメントを!
  7 薬は血流分布なのだ!:薬剤性肺炎
  8 入院と退院の原則:A-DROPやqSOFA scoreを活用する
 6 呼吸器ウイルス感染症 〈皿谷 健〉
  1 暗躍する呼吸器ウイルス感染症
     あんずコラム 稀な病態を知る:Paradoxical reaction 〜肺炎球菌感染症を中心に〜
 7 肺結核総論
  1 ニューキノロン使用は危ない!? 〈皿谷 健〉
  2 自然経過を理解せよ! 〈皿谷 健〉
  3 外科治療の遺産 〈小田未来〉
  4 肝障害はコモンな副作用 〈渡辺雅人〉
 8 肺結核各論〈皿谷 健〉
  1 変幻自在の肺結核に五感を研ぎ澄ませ!
  2 多彩な肺外病変を知る
 9 非定型抗酸菌症 〈皿谷 健〉
  1 非定型抗酸菌症診断の大原則:MACとM. kansasiiを見分けられるか?
     あんずコラム 右上葉には気をつけろ! 右上は鬼門なり1
     あんずコラム 右上葉には気を付けろ! 右上は鬼門なり2
  2 非定型抗酸菌症と気管支拡張症
 10 間質性肺炎 〈皿谷 健〉
  1 まずは基礎疾患の検索を!
     あんずコラム KL-6とSP-D,急性増悪の観点から
  2 IPFの原則:間質性肺炎の“キモ”
     あんずコラム IPFの診断について:肺の縮みに注目する
  3 似て非なるもの:1 CHP
  4 似て非なるもの:2 idiopathic NSIP
  5 日本と海外の分類法
  6 恐るべき病態
     あんずコラム まとめる力
 11 気胸:bulla,blebは大畑分類を理解する
  1 気胸とは? 〈平田 彩〉
  2 再膨張性肺水腫〈平田 彩〉
     あんずコラム 気胸のココロエ 〜Hamman’ s crunch,コインテスト,
     X線のdeep sulcus signをチェックする〜 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 囊胞形成におけるcheck valveメカニズム:症例からの考察 〈平田 彩,皿谷 健〉
 12 呼吸器と膠原病肺 〈皿谷 健〉
  1 膠原病肺を鑑別するワケ
  2 画像パターンによるアルゴリズム
  3 胸膜炎:RA,SLEをまず鑑別に
     あんずコラム いつRFや抗核抗体(ANA)を検査するか?
  4 抗ARS抗体症候群:肺病変/筋症状のコラボ
  5 恐るべき疾患:CADM(clinically amyopathic dermatomyositis)
 13 咳嗽:そのオキテ 〈皿谷 健〉
  1 気管支喘息の診断
 14 喘息
  1 NOって何ですか? 〈乾 俊哉〉
  2 NOを使うには? 〈中島 明〉
  3 喘息発作のキーマン 〈木村博一,皿谷 健〉
 15 COPD:まずは診断 〈皿谷 健〉
  1 COPDの診断
     あんずコラム COPD患者の労作時だけの低酸素血症,いつ在宅酸素を導入するか? 
     〜LOTT試験から〜
 16 COPD:評価と治療
  1 たくさんの評価法を理解せよ! 〈皿谷 健〉
  2 トータルで考えるCOPD治療 〈本多紘二郎,小田未来〉
  3 ACO:COPDとAsthmaのハイブリッド 〈乾 俊哉〉
 17 発癌リスク
  1 タバコって本当に悪いの? 〈中島 明〉
     あんずコラム 受動喫煙と肺癌のリスク:Secondhand smoke exposure and
     risk of lung cancer in Japan 〈皿谷 健〉
  2 グレイとシーベルトの関係 〈皿谷 健〉
  3 曝露歴にこだわるワケ 〈蘇原慧伶〉
 18 癌と転移
  1 肺転移の不思議 〈小出 卓〉
     あんずコラム 肺癌のdoubling time 〈福田のぞみ〉
  2 骨転移にはタネイチを使え! 〈肥留川一郎〉
  3 ステントのオキテ 〈肥留川一郎〉
  4 予後不良のサイン 〈中島 明〉

第6章 ANDSパールズ:中級編(Standard)
 1 検査と身体所見:特別編
  1 黄色痰は治療が必要なの? 〈小田未来〉
  2 BALFのオキテ 〈石田 学〉
     あんずコラム BALF中のリンパ球って抗原特異的? 〈皿谷 健〉
     あんずコラム 簡便な出血量の評価:Htで計算しよう! 〈皿谷 健〉
  3 尿中抗原あれこれ:長続きする陽性に注意! 〈麻生純平〉
  4 アンチバイオグラムって知ってる? 〈下田真史〉
  5 尿沈渣の隠れた極意 〈本多紘二郎〉
  6 先生!喘息患者に造影剤を使ってもいいですか? 〈乾 俊哉〉
  7 低腎機能患者に造影剤を使う前に 〈布川寛樹〉
 2 肺胞出血:ヘモジデリンを活用せよ 〈皿谷 健〉
  1 ヘモジデリンに注目する
  2 ヘモジデリンの盲点を理解する
 3 アスペルギルス:まさにカメレオン
  1 病態のスペクトラムを意識せよ! 宿主の免疫状態,
    画像所見から治療の適応を判断せよ! 〈皿谷 健〉
  2 アスペルギルス抗原と抗体について 〈小田未来〉
  3 ITBAとABPA:感染症かアレルギーか,それが問題なのだ! 〈皿谷 健〉
 4 いつか出会う合併症
  1 鉄の利用障害を理解せよ! 〈皿谷 健〉
  2 SASは社会全体の損失に 〈中本啓太郎〉
  3 カテーテルは抜くだけじゃ能がない! 〈大熊康介〉
  4 カンジダカテーテル感染症は最もコモンな感染症 〈下田真史,皿谷 健〉
 5 呼吸器病と妊娠
  1 妊娠中のX線やCTは理解して恐れる 〈麻生純平〉
  2 薬物治療での禁忌薬を理解する 〈佐田 充〉
  3 気管支喘息発作時には十分な治療を! 〈佐田 充〉
  4 抗結核薬での原則を理解しよう 〈中本啓太郎〉
 6 緩和ケア:疼痛コントロールの実際 〈平田 彩,皿谷 健〉
  1 チーム医療の真骨頂
  2 鎮痛薬使用の5原則と3段階除痛ラダーをマスターせよ!
  3 非薬物療法
  4 著効例の経過から
 7 介護と福祉:多職種によるチームプレー
  1 治療のその先に… 〈高田佐織〉
  2 高額医療費の対処法 〈高田佐織〉
     あんずコラム 唯一無二のエビデンスを形に! 〈皿谷 健〉

第7章 ANDSパールズ:上級編(Advanced)
 1 肺炎一般/アレルギー
  1 夏型過敏性肺炎は高温多湿がキーワード 〈井上真奈美,皿谷 健〉
  2 慢性過敏性肺炎は間質性肺炎と似て非なる疾患 〈和田翔子,皿谷 健〉
     あんずコラム 犯人は頭のすぐ近くのあいつ?? 〈麻生純平〉
  3 市中肺炎で暗躍するウイルス 〈倉井大輔〉
     あんずコラム レジオネラ肺炎の腎障害 〈皿谷 健〉
 2 間質性肺炎
  1 ウイルスの暗躍は? 〈倉井大輔〉
  2 手術のリスク:予測スコアを活用せよ! 〈辻本直貴〉
  3 線維化を予測した聴診を! 〈皿谷 健〉
  4 COP vs OP:似て非なる疾患 〈皿谷 健〉
  5 Galaxy sign:銀河に思いをよせて 〈小出 卓〉
 3 膿胸/胸水
  1 線維素溶解/血栓溶解剤は膿を減らすが死亡率は下げない 〈大熊康介〉
  2 膿胸の果てに… 〈小川ゆかり〉
  3 Split pleura signに着目せよ! 〈辻本直貴〉
  4 胸水:CEAとLENTスコアを活用せよ! 〈小出 卓〉
 4 肺癌の治療戦略
  1 肺癌治療:ファーストステップ 〈横山琢磨〉
  2 限局型小細胞肺癌(LD)と予防的全脳照射(PCI) 〈高田佐織〉
  3 SCLCのEDでPCIをやるべきか否か? 〈石田 学〉
  4 Driver mutation 〈横山琢磨〉
  5 EGFR遺伝子変異陽性肺癌に対する治療 〈横山琢磨〉
  6 EGFR遺伝子変異陽性肺癌に対する治療(re-biopsyを含めて) 〈横山琢磨〉
  7 PS不良時の抗癌薬選択:PS 3〜4を中心に 〈横山琢磨〉
  8 間質性肺炎(IP)がある場合の治療選択 〈平田 彩,横山琢磨〉
  9 脱毛と抗癌薬 〈横山琢磨〉
  10 しびれと抗癌薬 〈平田 彩〉
  11 放射性肺炎診断の落とし穴 〈皿谷 健〉
     あんずコラム B型肝炎再活性化と化学療法 〈高田佐織〉
 5 特殊な間質性肺炎と吸入抗原による肺/胸膜疾患
  1 ヒッチコックの映画は現実に 〈皿谷 健〉
  2 CPFE:COPDとIPFのハイブリッド 〈佐田 充〉
  3 PPFE:はじまりは網谷病から 〈蘇原慧伶〉
  4 良性石綿:胸膜プラークを探せ! 〈渡邉崇晴,皿谷 健〉
 6 治療のトピック
  1 エンドトキシン吸着療法:IPFの急性増悪のエビデンス 〈小川ゆかり〉
  2 ARDS:当科でのステロイドパルス療法 〈中本啓太郎〉
  3 ガンマグロブリン療法:適応疾患を理解しよう! 〈佐田 充〉
  4 癒着剤の種類を学ぶ 〈石田 学〉
  5 ワタナベ先生による気管支閉塞法 〈石田 学〉
     あんずコラム 疫学の始祖・ジョン・スノウ博士のコレラ流行対策から学ぶ
     疫学研究の重要性 〈木村博一〉
     あんずコラム 後藤新平博士と水道水 〈木村博一〉

索引

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執筆者一覧

滝澤 始  杏林大学呼吸器内科 主任教授 監修
皿谷 健  杏林大学呼吸器内科 准教授 編著
中元康雄  立正佼成会附属佼成病院呼吸器内科 
長友禎子  東京都交通局職員部労働課健康管理医 
荒岡秀樹  虎の門病院臨床感染症科 
牧野 博  杏林大学医学部付属病院臨床検査部 
三倉 直  杏林大学呼吸器内科 
西沢知剛  さいたま赤十字病院呼吸器内科 
渡辺雅人  杏林大学呼吸器内科 
石井晴之  杏林大学呼吸器内科 
肥留川一郎 武蔵野みどり診療所 
南 太郎  ブラウン大学医学部呼吸器・集中治療・睡眠医学科 
野坂華理  杏林大学呼吸器内科 
和田翔子  杏林大学呼吸器内科 
倉井大輔  杏林大学総合医学教室感染症科 
蘇原慧伶  立正佼成会附属佼成病院呼吸器内科 
矢野絹子  杏林大学医学部附属病院薬剤部 
小田未来  杏林大学呼吸器内科 
平田 彩  杏林大学呼吸器内科 
乾 俊哉  国立病院機構災害医療センター 
中島 明  中島医院 
木村博一  群馬パース大学大学院保健科学研究科医療科学領域 
本多紘二郎 杏林大学呼吸器内科 
小出 卓  立正佼成会附属佼成病院呼吸器内科 
福田のぞみ 杏林大学呼吸器内科 
石田 学  東京医科大学八王子医療センター 
麻生純平  杏林大学呼吸器内科 
下田真史  複十字病院呼吸器内科 
布川寛樹  杏林大学呼吸器内科 
中本啓太郎 杏林大学呼吸器内科 
大熊康介  杏林大学呼吸器内科 
佐田 充  国立病院機構災害医療センター 
高田佐織  杏林大学呼吸器内科 
井上真奈美 杏林大学呼吸器内科 
辻本直貴  杏林大学呼吸器内科 
小川ゆかり 杏林大学呼吸器内科 
横山琢磨  横山医院 
渡邉崇晴  国立病院機構災害医療センター 

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