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書籍詳細

がん診療における対話力をみがく

がん診療における対話力をみがく

大坂 巌 著

A5判 118頁

定価2,640円(本体2,400円 + 税)

ISBN978-4-498-02290-4

2022年06月発行

在庫あり

コミュニケーションは言語学・心理学・脳科学・行動経済学・人間学・コーチングなどの複合的学問と言えるのではないか.そのような着想のもと,長年がん患者と向き合い,数多の臨床経験を誇る著者が「言葉は人を癒やす」「医師の存在そのものが患者を癒やす」
という理想を体現するために必要と考えた学術的な知識とノウハウを紹介する.「コミュニケーション能力は磨ける」と実感できる,多方面で培った至極の知恵が満載だ.

著者紹介

大坂 巌  社会医療法人石川記念会HITO病院
緩和ケア内科部長

病棟・外来・在宅で,患者さんのニーズに合わせてタイムリーな緩和ケアを提供している緩和医療専門医.コーチングを通して,医療従事者の対話力をみがくという夢に向けて邁進している.四国の真ん中で医療と生き方といのちを見つめ直している.

【略歴】 
1987年 筑波大学第二学群生物学類卒業
1989年 筑波大学大学院環境科学研究科中退
1995年 千葉大学医学部卒業,同放射線科入局
1997年 沼津市立病院放射線科
2000年 千葉大学医学部附属病院放射線科
2002年 静岡県立静岡がんセンター緩和医療科
2018年 現職

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プロローグ

 皆さんは,自分のコミュニケーションがどんなふうになったらよいと思いますか? 皆さんが考えるコミュニケーションが上手な人とは,どんな人でしょうか?
 私が考えるコミュニケーションが上手な人というのは,いつでも相手を心地よくさせられる,決して相手を傷つけない,わかりやすく話せる,どんな話題でも話ができる,穏やかに話ができる,場の雰囲気を読むことができる,相手の感情に上手に対応できる,相手がたくさん話したくなる,聞き上手である,心の琴線に触れることができる,相手が一番求めているものを察知することができる,そして,また会いたくなる人です.
 本書では,私がこれまでに知り得たコミュニケーションに関連するコンテンツをお伝えします.どこからでも読むことができますので,気になったところから開いてみてください.きっと何かのヒントがみつかると思います.
 Chapter 1では医療におけるコミュニケーションの課題を,Chapter 2ではコミュニケーションの原点を考えてみます.Chapter 3〜7が本書のメインパートで,利用可能なあらゆる技を披露します.そして,Chapter 8では仮想症例での対話を考えてみたいと思います.
 本書の大きな目的は,医学界のみならずビジネス,自己啓発,心理学,脳科学,コーチング,芸術などの世界中にある宝石のような知恵を紹介し,がん診療における対話というネックレスを拵える土台を提供することです.皆さんが気に入った宝石を選び,ご自分なりのネックレスを楽しみながら作っていただければと思います.

2022年5月
大坂 巌

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目 次

  プロローグ

Chapter 1 医療におけるコミュニケーションの課題と展望
  医師と患者さんの認識の違い
  コミュニケーションギャップ
  医療分野におけるコミュニケーション教育の課題
  がん診療におけるコミュニケーションの特徴
  コミュニケーションスキル
  CSTの有効性
  医療におけるコミュニケーションの重要性

Chapter 2 コミュニケーションとは何か
  語源
  コミュニケーションの種類
  メラビアンの法則の真意
  言霊
  コミュニケーションの本質はVUCA
  対話力をみがく

Chapter 3 体をみがく
  コミュニケーションにおける体
  からだ
  てい
  うなずき
  SOLER
  SURETY
  パーソナルスペースを意識する
  椅子の配置を変える

Chapter 4 技(インプット)をみがく
  代表システム
  アイ・アクセシング・キュー
  身に付けているもの,持ち物に気づく
  診察室では本音はみえない
  聴く力をみがく
  音声メッセージ
  Active listening
  聴くときの見方
  両耳の働きは同じではない
  聴いているときの行動
  きいてもらえた,わかってもらえたという感覚
  声にならない声を聴く
  話が終わらない場合にどうするか
  聴くときの禁止事項
  Autocrine
  違和感を放置しない
  直観をみがく
  観察力をみがくトレーニング
  [column]  1潜在意識

Chapter 5 技(アウトプット)をみがく
  言葉をみがく
  話し方をみがく
  伝え方をみがく
  フィードバック

Chapter 6 技(インターバル)をみがく
  沈黙
  間
  空気
  当意即妙
  リズム感
  [column]  2脳と脳が直接対話する?

Chapter 7 心をみがく
  感受性をみがく
  感情をみがく
  Non—violent communication
  共感
  がん診療における共感
  感情の区別化
  コンパッション
  GRACE
  ゴールデンサークル
  共感力の評価
  人は変われる
  直感を大切にする
  五感をみがく
  マインドフル・コミュニケーション
  Pause
  己をみがく
  [column]  3チューニング
  [column]  4キャリブレーション

Chapter 8 実践編
  初めての外来
  がん治療を説明する
  がん治療の終了を伝える
  予後を突然尋ねられた
  Dialog
  みがき言葉リスト

  エピローグ

  索引

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執筆者一覧

大坂 巌 社会医療法人石川記念会HITO病院 緩和ケア内科部長 著

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がん診療における対話力をみがく
   定価2,640円(本体2,400円 + 税)
   2022年06月発行
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