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書籍詳細

小児の鎮静・鎮痛ガイダンス

小児の鎮静・鎮痛ガイダンス

日本小児救急医学会 医療安全委員会ワーキンググループ 監修 / 山本英一 編集 / 新田雅彦 編集 / 久我修二 編集 / 林 卓郎 編集 / 平本龍吾 編集

A4判 80頁

定価3,080円(本体2,800円 + 税)

ISBN978-4-498-14590-0

2024年01月発行

在庫あり

小児救急現場ですぐに役立つ鎮痛・鎮静に関する小児救急医学会公式ガイダンス

鎮痛・鎮静の前の痛みの評価から,小児の特性にも配慮した安全な鎮痛・鎮静のための準備,モニタリング,実際の薬剤の使い方,処置中に注意すべきこと,処置後のケアまで1冊で必要な知識をすべて網羅できるガイダンス.

編集委員
医療安全委員会委員長 山本英一 愛媛県立中央病院小児医療センター長
WGリーダー 新田雅彦 大阪医科薬科大学小児科・救急科/大阪医科薬科大学病院医療安全推進室室長
日本小児科学会 久我修二 大分こども病院院長
日本小児救急医学会 林 卓郎 兵庫県立こども病院救急科
担当理事 平本龍吾 松戸市立総合医療センター副院長

執筆者一覧(WGメンバー)・所属学会(五十音順)
スーパーバイザー 井上信明 国立国際医療研究センター国際医療協力局人材開発部研修課課長(日本小児救急医学会)

グループリーダー
梅野直哉 杏林大学医学部付属病院小児病棟主任/小児救急看護認定看護師(日本小児救急医学会)
岡本吉生 香川県立中央病院小児科部長(日本小児科学会)
糟谷周吾 国立成育医療研究センター手術集中治療部統括部長(日本小児麻酔学会)
久我修二 大分こども病院院長(日本小児科学会)
北村祐司 松戸市立総合医療センター麻酔科・小児医療センター小児麻酔科部長(日本小児麻酔学会)
小林 匡 北九州市立八幡病院小児科小児救急センター長(日本小児救急医学会)
杉澤由香里 国立成育医療研究センター手術室看護師長/小児救急看護認定看護師(日本小児救急医学会)
松岡由典 神戸市立医療センター中央市民病院救命救急センター医長(日本小児救急医学会)

メンバー
大西康裕 兵庫県立こども病院救急科医長(日本小児救急医学会)
小原崇一郎 東京立大塚病院麻酔科医長/帝京大学大学院公衆衛生学研究科非常勤講師(日本小児麻酔学会)
加久翔太朗 聖マリアンナ医科大学小児科助教(日本小児救急医学会)
木下正和 東京都立小児総合医療センター救命救急科(日本小児救急医学会)
笹岡悠太 市立函館病院小児科主任医長(日本小児救急医学会)
白石裕子 東京工科大学医療保健学部看護学科教授(日本小児救急医学会)
西田志穗 共立女子大学看護学部小児看護学教授(日本小児救急医学会)
林 卓郎 兵庫県立こども病院救急科(日本小児救急医学会)
藤原健太 兵庫県立こども病院5 西病棟看護師長/小児救急看護認定看護師(日本小児救急医学会)
舩越 拓 東京ベイ・浦安市川医療センター救命救急センターセンター長(セデーション研究会)
本間洋輔 千葉市立海浜病院救急科統括部長(セデーション研究会)

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はじめに

 小児のMRI鎮静に関しては,日本小児科学会・日本小児放射線学会・日本小児麻酔学会から,MRI検査時の鎮静に関する共同提言が出されていて,MRI鎮静に対する医療安全の意識は高まってきている.一方,小児救急の臨床現場では,痛みを伴う処置が必要なことが多い割には,十分な鎮静・鎮痛が全国どこの医療機関でも安全に行われているわけではない.各施設で設備や人員配置等で違いがあるのも当然である. そこで2021年3月に,臨床の現場ですぐに役立つガイダンスを作成する目的で,小児救急医学会医療安全委員会を中心にワーキンググループを立ち上げた.このときに,日本小児科学会,日本小児麻酔学会,セデーション研究会にも声をかけて参加してくれたメンバーが,このガイダンスの執筆陣となって活躍してくれて出版に至っている.
 本書が,経験を問わず,小児救急患者の対応をする医師・看護師にとって実際に役立つガイダンスとなることを切に願って本書の「はじめに」としたい.

2023年10月
日本小児救急医学会 医療安全委員会 委員長    山本英一
処置時の鎮静鎮痛ワーキンググループ 実行委員長  新田雅彦
処置時の鎮静鎮痛ワーキンググループ 実行委員役員 久我修二
処置時の鎮静鎮痛ワーキンググループ 実行委員役員 林 卓郎
日本小児救急医学会 医療安全委員会 担当理事   平本龍吾

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目 次

第1章 ■ 小児の解剖・特性

 1.気道(Airway)

  1 小児の気道の解剖学的な特性

  2 小児の気道抵抗:「たかが感冒,されど感冒」

  3 鎮静薬による気道への影響

 2.呼吸(Breathing)

  1 呼吸運動による肺胞換気の維持

  2 低酸素血症に陥りやすい小児の呼吸解剖生理

  3 鎮静によるFRCへの影響

 3.循環(Circulation)

  1 小児の循環生理の特徴

  2 鎮静薬の作用による循環への影響

  3 鎮静時の心拍数・血圧異常

 4.嘔吐と誤嚥防御機構(Defense against vomiting)

  1 嘔吐の発生機序

  2 誤嚥防御機構と鎮静薬による影響



第2章 ■ 鎮静・鎮痛前の評価・基準

 1.患児の状態評価・痛みの評価

  1 鎮静・鎮痛前の患児の状態評価

  2 乳児および小児の痛みの評価

 2.人員・物品,モニタリング

  1 人員物品

  2 モニタリング

  3 緊急時のバックアップ体制

 3.鎮静・鎮痛前の評価・基準:説明と同意,プレパレーション

  1 説明と同意

  2 プレパレーション

  

第3章 ■ 薬剤の特徴と使い分け

 1.総論:薬物動態の基礎

  1 薬物動態とは?

  2 効果部位濃度

  3 薬力学とは?

  4 有効治療域(therapeutic window)とは?

  5 投与経路と薬物動態

  6 剤形による投与経路の相違

 2.各薬剤の説明:鎮静

  1 ミダゾラム

  2 デクスメデトミジン

  3 プロポフォール

  4 バルビツール酸(チオペンタール・チアミラール)

  5 トリクロホスナトリウム・抱水クロラール

 3.各薬剤の説明:それ以外

  1 ケタミン

  2 亜酸化窒素(N2O)

  3 ヒドロキシジン

  4 ペンタゾシン

 4.各薬剤の説明:鎮痛

  1 表面麻酔,浸潤麻酔,区域麻酔

  2 表面麻酔

  3 浸潤麻酔

  4 区域麻酔

  5 局所麻酔中毒(LAST)

  6 麻薬(フェンタニル,モルヒネ)



第4章 ■ 処置中の留意点・合併症

 1.留意点

  1 鎮静を開始する前に

  2 鎮静深度の維持とモニタリングにおける留意点

 2.合併症

  1 合併症の種類,頻度,危険因子

  2 合併症の対応



第5章 ■ 処置後のケア

 1.安全な監視場所への移動

  1 安全な監視場所への移動

  2 自己膨張式バッグと流量膨張式バッグ

  3 監視場所と観察

  4 患児のリスク

  5 処置のリスク

 2.帰宅・退院の判断

 3.帰宅時の説明

 4.医療者向けの注意点

 5.処置後の心理的ケア

  1 処置後の遊び,患児の処置の理解,成功体験につながるケア

  2 処置後の心理的ケアの留意点

  3 処置後の関わりや事後の遊びの具体例



第6章 ■ 非薬理学的介入

 1.子どもの特性

  1 情緒

  2 愛着

  3 認知発達

  4 感覚の過敏性

 2.鎮静が必要な処置の状況・程度

  1 非薬理学的介入が適応となる処置の状況・程度

 3.方法

  1 プレパレーション

  2 ディストラクション

  3 参考:プレパレーションの例



第7章 ■ 具体的な処置・検査例

 1.創傷処置

 2.腰椎穿刺(急性脳症疑い時の腰椎穿刺)

 3.血管確保(心筋炎疑いの動脈ライン確保)



索 引

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執筆者一覧

日本小児救急医学会 医療安全委員会ワーキンググループ  監修
山本英一  編集
新田雅彦  編集
久我修二  編集
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