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書籍詳細

抗HIV/エイズ薬の考え方、使い方、そして飲み方 ver. 3

抗HIV/エイズ薬の考え方、使い方、そして飲み方 ver. 3

ゼロエイズと「新時代」のために

岩田健太郎 著

A5判 230頁

定価2,860円(本体2,600円 + 税)

ISBN978-4-498-11722-8

2023年10月発行

在庫あり

ゼロエイズ実現のためのマイルストーン

HIV/エイズの診療は治療薬の進歩を背景に標準化され,予後も劇的に改善されました.それに伴い患者の高齢化の問題も浮上していますが,その先に新規感染者ゼロの「ゼロエイズ」を目指す未来も視野に入りつつあります.本書では旧版の内容をアップデートし,「元気なHIV患者」に接する機会があるかもしれないプライマリ・ケア医,ナース,薬剤師,そして当事者である患者さんにとって必要な情報をリーダブルにまとめました.

著者略歴
岩田 健太郎(いわた けんたろう)
島根県生まれ
1997年    島根医科大学(現・島根大学)卒業
1997〜1998年 沖縄県立中部病院研修医
1998〜2001年 コロンビア大学セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医
2001年    米国内科専門医
2001〜2003年 アルバートアインシュタイン医科大学ベスイスラエル病院感染症フェロー
2002〜2006年 ロンドン大学熱帯医学衛生学校感染症修士コース(通信制)
2003〜2004年 北京インターナショナルSOSクリニック家庭医
2003年    中華人民共和国一般医師免許
2004年    米国感染症科専門医
2004年    アイオワ州医師免許
2004年    亀田総合病院総合診療部・感染症内科部長代理
2005年    同部長
2006〜2008年 同総合診療・感染症科部長
2008年〜   神戸大学大学院医学研究科微生物感染症学講座感染治療学教授
(現職)

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目次
  
序章 プライマリ・ケア医のためのHIVケアの「ここだけ知っとけ」
  
第1章 エイズ治療の世界に触れてみよう
 1 わかりやすくなった,HIVのお薬
  抗HIV薬の名前は複数ある
  抗HIV薬は組み合わせて使う
  ARTを実際に使ってみよう
 2 イワタとHIVのささやかな歴史
 3 ARTのざっくりな様相
  INSTIとは
  日本におけるHIV/AIDS
 4 HIVのしくみ,ARTのしくみ
  HIVとは何か
  エイズとは?
  大切なのは,CD4とウイルス量
  HIV感染・エイズの自然歴
  エイズの診断
  いつからARTを始めるか?
  実際の治療例
  アイリス(IRIS)とは何か?
  ARTとお金の話
  Dual therapyの可能性
  ジェネリックという選択肢
  実際のARTの始め方
  何を目標にするか?
  副作用の問題
  耐性の問題
  ARTはいつまで飲むのか? いつになったら止めてもよいか?
  ART治療がうまくいかないときは?
 5 耐性検査とは?
  薬剤耐性検査の読み方
 6 ARTの基本骨格
  
第2章 抗HIV薬各論
 1 インテグラーゼ阻害薬
  ラルテグラビル(RAL)
  ドルテグラビル(DTG)
  ビクテグラビル(BIC)
  エルビテグラビル(EVG)/コビシスタット(cobi)
  カボテグラビル(CAB—LA) ボカブリア
 2 NRTI 105
  ラミブジン(3TC)・エムトリシタビン(FTC) XTC
  アバカビル(ABC)
  テノホビル(TDF)
  ジドブジン(AZT)など,その他のNRTI
 3 NNRTI
  エファビレンツ(EFV)
  リルピビリン(RPV)
  ドラビリン(DOR)ピフェルトロ(R)
 4 プロテアーゼ阻害薬(PI)
  ダルナビル(DRV)
 5 CCR5阻害薬
  マラビロク(MVC)
  
第3章 さまざまな合併症のことなど
 1 結核になったら
 2 B型肝炎(HBV感染)の合併時は……
 3 C型肝炎合併例
 4 肝機能が悪いときのART
 5 腎機能が悪いときのART
 6 妊婦および小児
 7 プライマリ・ケアとHIV
  家族歴
  社会歴
  アレルギーと内服
  Review of System(ROS)
  身体診察
  内分泌代謝疾患のチェック
  薬を使わない治療も選択肢に
  性感染症のチェック
  他の感染症
  予防接種のチャンスを逃さない
  G6PD欠乏
  妊娠
  授乳
  血中テストステロン濃度
  他の感染症のスクリーニング
  がんの予防
  歯科衛生
  脂質異常
  糖尿病
  骨密度
  非HIVのコモンな問題に気をつける
  食事
  高齢者の併用薬
  フレイルのスクリーニング
  ペット
 8 急性レトロウイルス症候群
 9 針刺し対応,レイプ対応
  PrEP 
 10 神経症状がある場合
 11 脂質異常の治療
 12 糖尿病
 13 HIVと固形臓器移植
 14 日和見感染(OI)やその他の合併症の治療
  予防薬
  OIの治療(コモンなもの)
参考文献
巻末対談
「HIV/AIDS診療の黎明とこれから」(岡 慎一×岩田健太郎)
おわりに
索引
【付録1】抗HIV薬一覧(よく使うもの)
【付録2】よく使う薬剤組み合わせ(原寸大)

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執筆者一覧

岩田健太郎 神戸大学大学院医学研究科 微生物感染症学講座感染治療学 教授 著

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   定価2,860円(本体2,600円 + 税)
   2023年10月発行
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