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書籍詳細

NICU必携マニュアル

NICU必携マニュアル

楠田 聡 監

A5判 416頁

定価6,820円(本体6,200円 + 税)

ISBN978-4-498-14524-5

2012年12月発行

在庫なし

NICUにおける最新の治療法を,東京女子医大NICUで活躍するエキスパートが纏めたマニュアル.スタッフ全員が本書をひもとくことで最新・最善のチーム医療が実現する.



 NICUでの治療法は日々進歩している.その結果,重症新生児の予後も改善している.しかし,日々進歩するNICUでの治療法について,すべてに精通することは決して容易ではない.また,NICUでの治療はチーム医療であるので,医療スタッフが共通の認識でハイリスク児の治療に当たる必要がある.このように,最新の知識を正確にしかも短時間で確認するために,また医療スタッフの知識を共通化して一定の診療レベルを保つためにマニュアルと呼ばれる書物が必要である.そこで今回は,東京女子医科大学母子総合医療センターNICUで,日々第一線で診療に従事する医療スタッフに,NICUでの診療内容を正確に記録することを依頼した.そしてその記載を集めたものがこの「NICU必携マニュアル」である.必携のタイトルに相応しく,内容は最新であるとともに,実践に即役立つものばかりである.したがって,NICUで働く研修医,看護師,助産師,理学療法士,医療工学士,心理士などの医療スタッフのみならず,上級医にも必携の内容である.すなわち,一刻を争う治療現場で知識を確認する場面だけでなく,時間をかけて読むことで,最新の知識を補充できる内容である.ぜひ本書をNICU内で十分に活用していただきたい.ただ,本書の内容は当NICUでの治療法を基本にしているので,一部は施設の実情に合わせて変更する必要がある.そのような場合にも,基本的な考え方は同じであるので,ぜひ参考にしていただきたい.
 今回本書を発行するに際して,忙しい日々の診療の合間に原稿を作成してくださった医療スタッフ,企画を進めてくださった出版社に感謝を表します.また,このマニュアルの内容がハイリスク児の予後のさらなる改善に繋がることを祈念します.

2012年10月
楠田 聡

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目次

Chapter 1 NICUの理念 〈楠田 聡〉

Chapter 2 基本的管理
1.新生児医療の3原則 〈内山 温〉
2.保温:適切な環境の選択
  A.閉鎖型保育器 〈松本千鶴〉
  B.開放型保育器 〈松本千鶴〉
  C.コット 〈松本千鶴〉
  D.低体温療法 〈今井 憲〉
3.栄養
  A.輸液(急性期) 〈戸津五月〉
  B.中心静脈栄養 〈戸津五月〉
  C.経腸栄養 〈戸津五月〉
4.感染予防 〈鷲尾洋介〉

Chapter 3 ―般管理
1.入退院基準 〈内山 温〉
2.入院時処置 〈首里京子〉
3.入院時検査 〈石田宗司〉
4.マイクロバブルテスト 〈首里京子〉
5.アプトテスト 〈石田宗司〉
6.Urinary meconium index 〈首里京子〉
7.定期血液検査 〈鷲尾洋介〉
8.定期尿検査 〈鷲尾洋介〉
9.定期X線検査 〈首里京子〉
10.定期超音波検査 〈鷲尾洋介〉
11.眼底検査 〈今井 憲〉
12.その他の検査
  A.脳波 〈今井 憲〉
  B.aEEG(amplitude-integrated EEG) 〈今井 憲〉
  C.自動聴性脳幹反応(AABR) 〈今井 憲〉
  D.心電図 〈増本健―〉
13.退院前検査 〈首里京子〉
14.退院時確認事項(医師の立場から) 〈石田宗司〉
15.退院時確認事項(看護師の立場から) 〈中野恵美〉

Chapter 4 母体情報から考えられる鑑別診断 〈内山 温〉

Chapter 5 症候からみた鑑別診断
1.Light-for-dates児 〈内山 温〉
2.Heavy-for-dates児 〈内山 温〉
3.努力呼吸 〈内山 温〉
4.無呼吸 〈内山 温〉
5.中心性チアノーゼ 〈内山 温〉
6.心雑音 〈内山 温〉
7.筋緊張低下 〈内山 温〉
8.痙攣 〈内山 温〉
9.哺乳障害 〈内山 温〉
10.嘔吐 〈内山 温〉
11.腹部膨隆 〈内山 温〉
12.吐血・下血 〈内山 温〉
13.発熱 〈内山 温〉
14.低体温 〈内山 温〉
15.Not doing well 〈内山 温〉

Chapter 6 主な疾患の管理法
1.呼吸器疾患
  A.無呼吸発作 〈石田宗司〉
  B.新生児―過性多呼吸(TTN) 〈首里京子〉
  C.呼吸窮迫症候群(RDS) 〈今井 憲〉
  D.胎便吸引症候群(MAS) 〈鷲尾洋介〉
  E.肺出血 〈戸津五月〉
  F.エアリーク症候群 〈中西秀彦〉
  G.先天性肺炎 〈鷲尾洋介〉
  H.ドライラング症候群 〈中西秀彦〉
  I.慢性肺疾患(CLD) 〈中西秀彦〉
2.循環器疾患
  A.未熟児動脈管開存症(PDA) 〈石田宗司〉
  B.新生児遷延性肺高血圧症(PPHN) 〈内山 温〉
  C.晩期循環不全(LCC) 〈鷲尾洋介〉
  D.新生児期に問題となる先天性心疾患 〈増本健―〉
3.神経疾患
  A.頭蓋内出血―正期産児 〈今井 憲〉
  B.頭蓋内出血―早産児 〈今井 憲〉
  C.低酸素性虚血性脳症 〈今井 憲〉
  D.新生児痙攣 〈今井 憲〉
  E.脳室周囲白質軟化症(PVL) 〈今井 憲〉
4.水電解質異常
  A.低カルシウム血症 〈増本健―〉
  B.非乏尿性高カリウム血症 〈増本健―〉
5.低血糖 〈首里京子〉
6.高血糖 〈首里京子〉
7.黄疸 〈石田宗司〉
8.感染症
  A.主な細菌感染症―B群溶連菌感染症 〈鷲尾洋介〉
  B.主な細菌感染症―MRSA感染症 〈鷲尾洋介〉
  C.主な細菌感染症―CNS感染症 〈首里京子〉
  D.真菌感染症 〈鷲尾洋介〉
  E.TORCH感染症 〈中西秀彦〉
9.血液疾患
  A.多血症 〈石田宗司〉
  B.未熟児貧血 〈首里京子〉
  C.ビタミンK欠乏性出血 〈石田宗司〉
  D.双胎間輸血症候群 〈増本健―〉
  E.播種性血管内凝固症候群(DIC) 〈戸津五月〉
10.消化器疾患
  A.壊死性腸炎(NEC) 〈戸津五月〉
  B.限局性腸管穿孔(LIP) 〈戸津五月〉
  C.胃食道逆流(GER) 〈石田宗司〉
11.腎泌尿器疾患
  A.水腎症 〈鷲尾洋介〉
  B.多嚢胞性異形成腎(MCDK) 〈鷲尾洋介〉
12.未熟児網膜症(ROP) 〈今井 憲〉
13.未熟児代謝性骨疾患 〈鷲尾洋介〉
14.在胎期間24週未満で出生した児 〈中西秀彦〉
15.母体疾患が児に影響を及ぼす疾患
  A.糖尿病母体児(IDM) 〈杉田依里〉
  B.自己免疫疾患母体より出生した児 〈戸津五月〉
16.母子感染予防
  A.HBV母子感染予防 〈首里京子〉
  B.HCV母子感染予防 〈首里京子〉
  C.HTLV-1母子感染予防 〈鷲尾洋介〉
17.予後不良な疾患を持つ胎児・新生児への対応 〈内山 温〉

Chapter 7 主な治療法
1.高頻度振動換気(HFO) 〈戸津五月〉
2.Nasal DPAP:infant flow system 〈石田宗司〉
3.NO吸入療法 〈中西秀彦〉
4.輸血 〈中西秀彦〉
5.交換輸血 〈中西秀彦〉
6.ステロイド補充療法 〈増本健―〉

Chapter 8 麻酔法
1.眼科レーザー治療時の麻酔法 〈今井 憲〉
2.NICUで施行される手術時の麻酔法 〈鷲尾洋介〉

Chapter 9 主な手技
1.肺サーファクタント投与 〈石田宗司〉
2.気管内洗浄 〈鷲尾洋介〉
3.臍静脈カテーテル法 〈戸津五月〉
4.胸腔穿刺・ドレナージ 〈増本健―〉
5.ガストログラフィン注腸 〈中西秀彦〉

Chapter 10 理学療法の適応と実際 〈長谷川三希子〉

Chapter 11 主なME機器
1.人工呼吸器カリオペα 〈小糸敦子〉
2.人工呼吸器ハミングX 〈小糸敦子〉
3.インファントフローSiPAP 〈小糸敦子〉
4.NOガス管理システムiNOvent 〈小糸敦子〉

資料編
[A] 薬用量 〈杉田依里〉
[B] 身体発育曲線・発育表 〈首里京子〉
[C] 正常値(標準値) 〈中西秀彦〉
[D] 新生児医療に関する通知・ガイドライン 〈鷲尾洋介〉

索引

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執筆者一覧

楠田 聡 東京女子医科大学母子総合医療センター所長・新生児医学科教授 監
内山 温 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科准教授 編
松本千鶴 東京女子医科大学病院新生児集中ケア認定看護師 
今井 憲 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
戸津五月 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科准講師 
鷲尾洋介 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
首里京子 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
石田宗司 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
増本健一 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
中野恵美 東京女子医科大学病院新生児集中ケア認定看護師 
中西秀彦 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科講師 
杉田依里 東京女子医科大学母子総合医療センター新生児医学科 
長谷川三希子 東京女子医科大学リハビリテーション部理学療法士 
小糸敦子 東京女子医科大学臨床工学部ME 機器管理室臨床工学技士 

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NICU必携マニュアル
   定価6,820円(本体6,200円 + 税)
   2012年11月発行
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   定価6,820円(本体6,200円 + 税)
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