ログアウト中です。

トップページ脳・神経 > Annual Review 神経 2011

書籍詳細

Annual Review 神経 2011

Annual Review 神経 2011

鈴木則宏 他編

B5判 370頁

定価10,780円(本体9,800円 + 税)

ISBN978-4-498-12884-2

2011年01月発行

在庫なし

注目すべきトピックを選び,その分野の第一人者が内外の文献を踏まえて最新の進歩を展望する.定評ある年刊書の最新版.

目 次

I.Basic Neuroscience

 1.神経生理

1)脊髄損傷の回復機構
〈西村幸男 伊佐 正〉
  霊長類の皮質脊髄路: 古くて新しい問題
  皮質脊髄路損傷後における機能回復の神経メカニズム

2)神経根磁気刺激法の開発
〈松本英之 宇川義一〉
  最大上刺激の達成(頸部)
  最大上刺激の達成(腰仙部)
  馬尾伝導時間の測定
  大脳皮質脊髄円錐部運動伝導時間の測定
  末梢神経疾患への応用と課題

 2.神経病理

1)PSPでの小脳病変
〈代田悠一郎 宇川義一〉
  PSPにおける小脳病変の概要
  PSPにおける運動失調の見直し: PSP with cerebellar ataxia
  病態生理学的な意義づけ
  PSPの亜型と小脳病変

2)中枢神経疾患・筋疾患とアクアポリン
〈星 明彦 宇川義一〉
  中枢神経系に発現するAQP
  AQPの水チャネル以外の隠れた機能
  中枢神経系の浮腫病態とAQP4の関係
  中枢神経疾患とAQP
  骨格筋に発現するAQP
  筋疾患とAQP

 3.生化学(分子生物学)

1)嗅覚系による情動や行動の制御メカニズム
〈小早川 高 小早川令子〉
  嗅覚系と情動や行動との関係
  マウスに存在する複数の嗅覚サブシステム
  同種動物間の社会コミュニケーション行動の制御
  警戒フェロモンや天敵に対する恐怖行動の制御
  匂い分子に対する忌避行動の制御
  嗅覚研究の将来

2)神経筋疾患のRNAi治療の展望
〈久保寺隆行 仁科一隆 横田隆徳〉
  ウイルスベクターを用いたRNAi遺伝子治療
  非ウイルスベクターを用いたRNAi遺伝子治療

 4.画像

1)脳腫瘍の低酸素イメージング
〈久慈一英〉
  低酸素描出メカニズム
  18F-FMISOによる低酸素イメージング
  新しい脳腫瘍低酸素イメージング薬剤の開発
  低酸素イメージングの臨床利用

2)Susceptibility-weighted imaging(SWI): 中枢神経疾患への応用
〈井田正博〉
  SWIの原理
  SWIの臨床応用

3)PET/CT,PET/MRI,SPECT/CT
〈今泉昌男〉
  PET/CT
  PET/MRI
  SPECT/CT

II.本年の動向

1)ADNIとJ-ADNI
〈岩坪 威〉
  米国ADNIとその進捗
  J-ADNIの成立と現状
  今後の動向

2)神経難病とQOL
〈小森哲夫〉
  神経難病のQOL向上の考え方
  身体症状とQOLの改善
  症状の緩和とQOLの向上
  QOL評価と心理支援
  社会生活とQOL
  QOL向上は多専門職種の取り組みが必要

3)脳卒中リハビリテーションにおける医療連携システム
〈辻 哲也〉
  脳卒中診療の動向と医療連携システムの必要性
  脳卒中リハビリテーションの流れ
  脳卒中診療の機能分化と連携
  病期別の診療計画の特徴
  脳卒中における連携パスのあり方

4)神経障害性疼痛(神経障害痛)とその治療
〈細川豊史〉
  神経障害性疼痛とは
  神経障害性疼痛の分類と診断
  神経障害性疼痛の治療
  薬物治療

5)サリドマイドと神経治療
〈桑原 聡〉
  サリドマイド薬害の歴史と再評価
  Crow-Fukase(POEMS)症候群
  多発性硬化症
  神経サルコイドーシス
  てんかん,脳炎
  神経変性疾患
  今後の展望

6)脳科学と倫理
〈福士珠美〉
  多分野融合型学際研究としての脳神経倫理推進の仕組み
  脳神経倫理研究のグローバル化
  脳神経科学研究者と脳神経倫理―研究倫理とレギュラトリー・サイエンス,科学コミュニケーションの実践の重要性

7)プリオン病の髄液診断の可能性
〈新 竜一郎 佐藤克也〉
  生化学的マーカーの検討・限界
  髄液からの異常型PrPの検出

8)運動ニューロン疾患の病態に基づく画期的治療の開発
〈坂野晴彦 井口洋平 勝野雅央 鈴木啓介 祖父江 元〉
  SBMAに対する分子標的治療
  ALSに対する分子標的治療

9)神経疾患の遺伝子診断ガイドライン
〈後藤 順 辻 省次〉
  ガイドラインの概要
  ガイドラインのいくつかの注意点
  遺伝子診断に関連する問題および今後

III.各種疾患
 1.感染・炎症疾患

1)結核性髄膜炎に対する迅速・高感度診断法
〈高橋輝行 田村正人 田宮 崇 高須俊明〉
  結核菌の核酸増幅法
  PCR法による結核性髄膜炎の診断
  結核性髄膜炎に対する迅速・高感度診断法の新規開発

2)真菌性髄膜炎の診断と治療―最近の動向
〈柴田 護〉
  クリプトコッカス髄膜炎
  カンジダ髄膜炎

 2.脳血管障害

1)脳卒中治療ガイドライン2009
〈伊藤義彰 鈴木則宏〉
  脳卒中一般
  脳梗塞・TIA
  脳出血
  くも膜下出血
  無症候性脳血管障害
  その他の脳血管障害
  リハビリテーション

2)TIA(Transient Ischemic Attack; 一過性脳虚血発作)
〈卜部貴夫〉
  TIA後の脳梗塞発症頻度
  TIAのリスク評価スコア
  TIAの早期診断と早期治療の重要性
  TIAの概念の変遷とガイドライン

3)脳動静脈奇形に対するガンマナイフ治療
〈甲賀智之〉
  治療計画の進歩
  他の治療モダリティーとの併用
  有害事象への対応
  大型病変に対する治療
  疫学および基礎研究

 3.脳腫瘍

1)神経膠腫に対する分子標的薬(アバスチン)治療
〈永根基雄〉
  悪性神経膠腫と血管新生
  Bevacizumabによる悪性神経膠腫の治療・臨床試験
  Temozolomide治療後の再発悪性神経膠腫に対するbevacizumab単独療法の自験例
  Bevacizumabの抗腫瘍機序
  Bevacizumab療法の有害事象
  Bevacizumab療法に対する治療効果の予測
  Bevacizumab治療における問題点

2)神経膠腫のgenome-wide sequencing
〈園田順彦 冨永悌二〉
  膠芽腫の発生に関与する3つの経路の解析
  IDH1遺伝子
  GBMの遺伝子分類

3)脳腫瘍手術におけるfunctional neuronavigation
〈鎌田恭輔〉
  Functional neuronavigation
  術中画像とNeuronavigation

 4.外傷

1)頭部外傷後の高次脳機能障害
〈中村俊規〉
  認知リハビリテーションの世界的現状
  高次脳機能障害の中核症状
  神経再生と脳内環境
  心的外傷をふまえた精神症状分類の新たな試み
  脳外傷における心的外傷,その実在と影響
  診断と,損害賠償上の諸問題
  高次脳機能障害,将来のリハビリテーションとは?

2)脊髄損傷慢性期に対する嗅粘膜移植法
〈大西諭一郎 岩月幸一 吉峰俊樹〉
  脊髄損傷の病態
  急性期から亜急性期の移植療法
  慢性期の移植療法
  嗅粘膜移植術

 5.変性疾患

1)脊髄小脳失調症31型(SCA31)
〈石川欽也 佐藤 望 網野猛志 新美祐介 融 衆太 水澤英洋〉
  16番染色体長腕連鎖型の発見からpuratrophin-1まで
  臨床像と神経病理所見
  原因遺伝子の同定とSCA31の命名
  SCA31の原因は5塩基(TGGAA)nなどを含む非翻訳リピート
  SCA31の病態はまだ謎

2)CARASILの臨床・病理像と病態機序
〈野崎洋明 西澤正豊 小野寺 理〉
  歴史的背景
  CARASILの疫学
  CARASILの臨床
  CARASILの神経画像所見
  CARASILの診断
  CARASILの病理所見
  CARASILの病態仮説

3)パーキンソン病の発症関連遺伝子多型
〈戸田達史 佐竹 渉〉
  多因子遺伝性疾患としての孤発性パーキンソン病と発症関連遺伝子多型
  ゲノムワイド関連解析(GWAS,ジーバス)とは
  パーキンソン病の大規模GWAS
  新規感受性遺伝子について
  稀な多型(rare variant)とゴーシェ病

 6.中毒・代謝疾患

1)Gilles de la Tourette症候群をめぐる最近の話題
〈金生由紀子〉
  臨床症状・表現型
  疫学
  神経心理及び神経生理
  脳画像
  遺伝子解析
  薬物療法
  薬物以外の治療法
  GTS研究の展望

2)糖尿病の血糖管理と脳卒中
〈高橋愼一〉
  糖尿病と脳卒中(脳梗塞)の疫学研究
  糖尿病の診断基準とHbA1c表記
  脳卒中危険因子としてのIFGとIGT
  高血糖と血管障害のメカニズム
  厳格な血糖管理と大血管症予防
  低血糖予防と血糖変動抑制
  複合因子の管理
  脳卒中急性期の高血糖管理
  脳に対するインスリンの作用

 7.脱髄・免疫性疾患

GBSとガングリオシド複合体抗体―最近の知見
〈楠  進〉
  GBSにおけるガングリオシド複合体に対する抗体
  ガングリオシド複合体抗体の産生機序
  他のニューロパチーにおけるガングリオシド複合体抗体
  単独のガングリオシドに特異的な抗体と複合体の反応
  今後の検討課題

 8.末梢神経障害

1)CIDPの遺伝子多型と治療反応性
〈飯島正博 小池春樹 祖父江 元〉
  EFNS/PNSによる診断基準
  ギラン・バレー症候群とacute-onset CIDPの鑑別
  CIDPの多様性; 治療反応性を規定する臨床因子
  CIDPの遺伝子多型と治療反応性
  FcγRIIBによるCIDP病態機序

2)家族性アミロイドポリニューロパチー(FAP)の肝移植と新たな治療の開発
〈安東由喜雄〉
  エビデンスとしての肝移植
  肝移植の問題点
  ドミノ肝移植
  対症療法
  TTRの四量体の安定化作用によるFAPの治療―NSAIDs誘導体,Cr3+
  遺伝子発現をターゲットにした治療
  抗体治療
  その他のミスフォールディングをターゲットにした治療
  眼アミロイドーシスに対する新たな治療の試み

 9.筋肉疾患

1)針を刺さない筋電図の可能性: Clustering Index(CI)法について
〈園生雅弘 上杉春雄 東原真奈 Erik Stalberg〉
  表面電極による検査: 従来の試み
  高密度表面筋電図(HD-SEMG)
  運動単位数推定(motor unit number estimation; MUNE)
  Clustering Index(CI)法の開発と臨床応用

2)抗MuSK抗体陽性重症筋無力症
〈木村政勝 白石裕一〉
  神経筋接合部の病態
  臨床像
  治療

 10.自律神経疾患

1)皮膚生検による自律神経機能評価
〈林 理之〉
  皮膚の神経支配と神経を染色するマーカー
  皮膚末梢神経の病理学検索のための皮膚生検の手順
  皮膚生検で得られる病理的指標
  各種神経疾患と皮膚生検
  皮膚生検とα-synuclein

2)体位性頻脈症候群(PoTS)
〈田村直俊〉
  概念
  診断基準
  臨床的特徴
  分類
  関連病態
  発生機序
  治療

 11.機能性疾患

1)頭痛とボツリヌストキシン
〈有村公良〉
  これまでの経緯と現状
  頭痛に対するBoNTの作用機序
  その他の頭痛

2)難治性てんかんに対する迷走神経刺激療法
〈川合謙介〉
  実験研究,作用機序など
  小児てんかんに対する効果
  全般てんかんに対する効果
  てんかんを伴う特殊症候群における効果
  刺激条件,実用的問題,副作用など

索 引

すべて見る

執筆者一覧

鈴木則宏  他編

すべて見る
  • テキスト・教科書
  • 考え方・使い方
  • J-IDEO
  • J-IDEO定期購読
  • ClinicalNeuroscience
  • 広告掲載をお考えの方へ
  • 企画応募フォーム
  • 動画閲覧・ファイルダウンロード
  • 採用情報
  • X
  • note小
  • Facebook
  • JIDEOバックナンバー
  • テキスト・教科書
  • グリーンノート
  • 考え方使い方

株式会社中外医学社 〒162-0805 東京都新宿区矢来町62 TEL 03-3268-2701/FAX 03-3268-2722