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書籍詳細

眼でみる実践心臓リハビリテーション

眼でみる実践心臓リハビリテーション

安達 仁 編著

B5判 248頁

定価5,280円(本体4,800円 + 税)

ISBN978-4-498-06703-5

2009年03月発行

在庫なし

プラン設定、入院リハ、外来リハ、運動療法や栄養指導、疾患別の指導ポイントなど、心臓リハビリテーションについてわかりやすく解説したテキスト。

目 次

1 心臓リハビリテーションプラン 〈安達 仁〉 
 A. 心臓リハビリテーションの考え方
 B. 心臓リハビリテーションプラン―いつ,誰に,どのように―
   1. 実施期間・スタッフ・保険点数
   2. 対象疾患と心臓リハビリテーションの目的・効果
   3. 入院心臓リハビリテーションか,外来心臓リハビリテーションか?

2 入院中の心臓リハビリテーション―離床と患者教育
 a. 疾患別の離床プログラム…〈田屋雅信〉 
  A. 心筋梗塞
   1. 離床プログラム
   2. 離床プログラム遅延例
  B. 開心術後
   1. 離床プログラム
   2. 起こりうる合併症
   3. 運動療法を実施する基準
   4. 開心術前の準備
   5. 呼吸理学療法
  C. 大血管
    離床プログラム
  D. 心不全
   1. 離床の流れ
   2. レジスタンストレーニングの重要性
 b. 患者教育・生活指導プログラム…〈吉田知香子〉
  A. いつ誰がデータを記録し,教育するのか?
  B. どの看護師でも教育できるようにする工夫
  C. 経皮的冠動脈形成術(PCI)による血流改善はACS(急性冠症候群)発症予防にはならない
  D. 今まで一度も胸痛がなくてもACSが発症しうることの説明
  E. 入院中の患者教育
   1. 心筋梗塞
   2. 開心術
   3. 大血管・末梢血管疾患
   4. 心不全
 c. CRT-D患者のリハビリテーション…〈生須義久〉
  A. 手術後早期から動かすことの意義
  B. 早期に動くことの危険性
   1. 手術後出血やポケット内血腫
   2. 手術創部の離開
   3. リードの移動や脱落,損傷
   4. 心不全の悪化
  C. いつから何を目安にしてリハビリテーションを始めるか?
   1. 植込み側上肢の運動
   2. 離床〜ADL拡大
   3. 運動療法
   4. 生活指導
   5. CRT-Dの設定
  D. CRT-D手術後のリハビリテーション

3 外来心臓リハビリテーションの骨格 〈安達 仁〉 
  A. 外来心臓リハビリテーションの考え方
  B. 外来心臓リハビリテーションの流れ
  C. 外来心臓リハビリテーションに必要なもの,ひと
   1. 心臓リハビリテーション実施場所
   2. 外来ブース,看護師
   3. 心リハスタッフ
   4. 医師
   5. 患者教育ツール
   6. 運動器具
   7. その他の一般的なもの
  D. 循環器医もコメディカルスタッフも少ない場合の外来心臓リハビリテーション
の始め方
  E. 心筋梗塞患者数が年間100人の施設における心臓リハビリテーションモデルと
収入

4 運動処方 〈安達 仁〉 
  A. 心疾患患者と有酸素運動
  B. 心肺運動負荷試験
   1. ATの理論的背景
   2. AT決定法
   3. 実際のAT決定法
   4. AT決定から運動処方へ
   5. 心肺運動負荷試験の実際
   6. AT処方は常に安全か?―呼吸数に注目
  C. その他の運動処方
   1. 心拍数を用いた運動処方(心拍処方)
   2. 自覚症状による処方
   3. トークテスト
  D. 重症心不全に対する骨格筋トレーニング
  E. レジスタンストレーニング
  F. 低強度インターバルトレーニング
  G. 高強度インターバルトレーニング
  H. 疾患別の運動処方
   1. 虚血性心疾患
   2. 心不全
   3. 開心術後
   4. 大血管疾患
   5. 糖尿病・肥満・メタボリックシンドローム

5 運動療法
  A. 虚血性心疾患…〈田屋雅信〉 
   1. 運動療法の導入,評価
   2. 運動療法の実際
  B. 開心術後…〈田屋雅信〉 
   1. 運動療法の導入,評価
   2. 運動療法の実際
  C. 心不全…〈田屋雅信〉 
   1. 運動療法の導入,評価
   2. 運動療法の実際
  D. LVAS植込み患者…〈田屋雅信〉 
   1. 離床プログラム
   2. 運動療法
   3. 退院後のフォローアップ
  E. 種々のモダリティを用いた運動療法(加圧トレーニング,電気刺激療法)…〈田屋雅信〉
   1. 加圧トレーニング
   2. 電気刺激療法
  F. レジスタンストレーニング…〈田屋雅信〉
    レジスタンストレーニングの実際
  G. 運動療法の合併症・危険性…〈安達 仁〉
   1. 虚血性心疾患
   2. 不整脈
   3. 低血糖
   4. 動脈瘤破裂
   5. 対策

6 患者教育 〈吉田知香子〉 
 A. 情報収集と初期評価
 B. 理解度チェック表
 C. セルフモニタリング用紙
 D. 心臓病教室
 E. ストレスと精神的サポート
 F. どのくらいの頻度で面談するか?
 G. 担当者が変わっても同じ質の面談をするための工夫
 H. 患者の性格・行動を変容させるコツ
 I. 外来心臓リハビリテーションからの離脱を防ぐ
 J. 多職種とのかかわり
 K. 社会資源の活用
 L. 疾患別の指導ポイント
   1. 心筋梗塞・狭心症
   2. 閉塞性動脈硬化症(ASO)
   3. 解離性大動脈瘤
   4. 心不全
   5. 冠危険因子の教育内容

7 栄養指導 〈五十嵐美絵〉 
  A. エネルギーのコントロール
   1. 必要エネルギー量の計算方法
   2. 摂取エネルギー量の算出
   3. 肥満の場合の栄養指導
   4. 糖尿病食品交換表の使い方
  B. 栄養補充
   1. 心不全患者の「るいそう」への栄養介入
   2. 血清電解質異常(低Na血症)がある場合の食事
  C. 糖質のコントロール
   1. 具体例
   2. 糖質を多く含む食品
  D. 脂質のコントロール
   1. 具体例
   2. 外食と脂質
  E. 塩分のコントロール
    具体的な指導方法,食事内容
  F. タンパク質のコントロール
    腎機能低下とタンパク質
  G. 栄養指導の現場
   1. 栄養指導を行う場所,時間,患者の負担額
   2. 栄養食事指導に必要な媒体
   3. 個別指導と集団指導

8 虚血性心疾患 〈安達 仁〉 
  A. 心臓リハビリテーションの見地からみた虚血性心疾患の考え方
   1. 狭心症と心筋梗塞の違い―動脈硬化と血栓
   2. 冠動脈狭窄症への効果
   3. 動脈硬化予防効果
   4. PCIが成功した症例の心臓リハビリテーションの必要性
   5. ACS発症予防効果
   6. 予後改善効果
  B. インターベンショナルカルディオロジストとの協調
  C. カテーテル治療(PCI)実施法
  D. バルーン,ステントそれぞれの注意点
  E. 心臓カテーテル検査所見の見方
  F. 心臓リハビリテーションの実際
  G. 実験的動脈硬化作成法とPCIの関係

9 開心術後 〈安達 仁〉 
  A. 心臓リハビリテーションに必要な開心術の基礎知識
  B. 心臓リハビリテーションのステージ
  C. 心臓リハビリテーションの方法
  D. 心臓リハビリテーションの効果

10 心不全 〈安達 仁〉 
  A. 心臓リハビリテーションの観点からみた心不全の基礎知識
   1. 自律神経活性
   2. 血管拡張能・血管内皮細胞機能
   3. 骨格筋機能
   4. 換気応答
   5. 心機能
   6. 慢性心不全の発症様式
   7. 心不全患者の体重変化
  B. 心臓リハビリテーションの方法
   1. 運動療法
   2. 食事療法
   3. 生活指導
   4. 薬物療法
   5. 心不全の重症度評価法
  C. CRT-D植込み患者の運動療法
   1. CRT-Dの効果と問題点
   2. CRT-Dに対する心臓リハビリテーションの効果
   3. 運動療法実施法
  D. 患者に対する説明のポイントのまとめ
   1. 心臓リハビリテーションの必要性
   2. 運動の安全性について
   3. 再入院を避けるための生活習慣

11 大血管術後 〈安達 仁〉 
  A. 解離性大動脈瘤,胸腹部大動脈瘤
  B. 末梢動脈疾患(PAD),閉塞性動脈硬化症(ASO)

12 冠危険因子 〈安達 仁〉 
  A. 心疾患予防の重要性
  B. 冠危険因子総論
  C. メタボリックシンドローム
  D. 肥満
   1. 目標体重
   2. 食事療法
   3. 行動修正療法,レコーディングダイエット
   4. 運動療法
  E. 糖代謝異常
   1. 糖代謝異常の時期別分類と心疾患に及ぼす影響
   2. 糖尿病のコントロール目標
   3. 75 g OGTTの読み方
   4. CGMからわかること
   5. 食事療法
   6. 運動療法
  F. 脂質異常症
   1. 脂質代謝異常評価法
   2. 食事療法
   3. 運動療法
   4. 生活習慣改善のまとめ
   5. 動脈硬化ガイドライン2012年版による脂質目標値の設定法
  G. 高血圧
   1. 減塩
   2. 減量
   3. 運動療法
  H. フレンチパラドックス

13 健康増進と運動 〈斉藤智子〉 
  A. 疾病予防・重症化予防・再発予防への視点
  B. 1次予防の特定健診・保健指導における積極的運動支援
  C. 2次〜3次医療へ
  D. 運動は継続へ
  E. 今後の課題

心臓リハビリテーション手帳

索引

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執筆者一覧

安達 仁 群馬県立心臓血管センター心臓リハビリテーション部長 編著
松村郁子 群馬県立心臓血管センター看護部看護師長 
櫻井繁樹 医療法人千心会心臓リハビリテーション学部理学療法学科教授 
高橋哲也 兵庫医療大学リハビリテーション学部理学療法学科教授 
斉藤智子 群馬県立心臓血管センターリハビリテーション課健康運動指導士 
畦池 萌 医療法人千心会心臓リハビリテーションクリニック 櫻井医院 
森 明美 群馬県警察学校(元群馬県立心臓血管センター栄養調理課管理栄養士) 

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