目次
1 総論
1-1.主訴の決定
まとめ
解説
1-2.主訴の解析
Time course
Onset
Situation
Severity
痛みの解析
TOSS+PQRのまとめ
1-3.基本情報の把握
患者背景
既往歴
内服薬
喫煙歴
飲酒歴
アレルギー
その他
まとめ
1-4.Think worst scenarioフレーム法
まとめと補足
1-5.追加問診 ROS
まとめ
1-6.1文サマリー
○1文サマリーについて
1-7.問診の流れ
問診の前に:バイタルサインおよび重症度の確認
1)Open question
2)主訴の決定
3)主訴の解析
4)基本情報の把握
5)フレーム法+Think worst scenario法による鑑別の想起
6)フレームに基づく追加問診(Review of Systems)
7)1文サマリーの作成
1-8.診断学総論 診察・検査へどうつなげるか
解説
2 各論
2-1.失神
失神の前提
心原性
起立性低血圧
脳血管性
神経介在性
その後
まとめ
2-2.胸痛
肺・縦隔
消化器(食道・胃・十二指腸、肝胆膵)
皮膚・筋骨格系
1)視覚的に異常を認める
2)明らかな圧痛がある場合
3)特定の動作で明らかな痛みが誘発される
心・血管
1)急性大動脈解離
2)肺塞栓
3)急性冠動脈症候群
その後
まとめ
2-3.めまい
前失神
1)起立性
2)心原性
平衡障害
頭位性めまいと持続性めまい
1)持続性めまい
2)頭位性めまい
その後
まとめ
2-4.頭痛
その後
雷鳴様頭痛
頭蓋内疾患
頭蓋外疾患
■皮膚
■眼
■鼻
■耳
■血管
■神経
全身性疾患
機能性頭痛
2-5.腹痛
Killer abdominal pain
若年女性の破れる病態
若年者の捻れる病態について
主に高齢者の破れる病態について
主に高齢者の捻れる病態について
胸部のフレームワーク
皮膚・筋骨格系のフレームワーク
代謝/内分泌性のフレームワーク
腹部(腹膜炎、持続痛、蠕動痛)のフレームワーク
1)腹膜炎
2)虫垂炎
3)骨盤内炎症性疾患
4)持続痛
5)蠕動痛
その後
2-6.咽頭痛について
咽頭痛のThink worst scenario法
Killer throat pain
薬剤性
心血管
咽喉頭
1)ウイルス性上気道炎
2)細菌性扁桃腺炎
3)伝染性単核球症
4)STD
5)非感染症
甲状腺
その後
2-7.動悸
不整脈
洞性頻脈
1)Tablet(薬剤性)
2)Anemia(貧血、脱水)
3)Chest(心臓、肺)
4)Infection/Inflammation(感染症、炎症)
5)Endocrine(内分泌・代謝)
心因性
その後
2-8.腰痛
筋骨格系腰痛のRed flag全般
筋骨格系腰痛各論
1)Fracture
2)Autoimmune
3)Compression
4)Epidural abscess(infection)
5)Tumor
非筋骨格系の腰痛
大血管
子宮・卵巣
消化管・肝胆膵
腎臓
皮膚
その後
2-9.急性下痢
全身疾患
1)その他の全身疾患に伴う下痢
2)見逃してはいけない心窩部痛+下痢
腸管外病変
腸管内病変
1)便色変化のない腸管内病変
薬剤・栄養
感染性腸炎
1)院内発症
2)市中発症
3)毒素型
4)小腸型
5)大腸型
その後
2-10.発熱
1 中枢神経
2 頭頸部(副鼻腔・咽頭・中耳・歯・眼・甲状腺・唾液腺)
3 気道
4 心・血管(IE, 血管内カテーテル)
5 肝・胆道系
6 消化管
1)腹膜炎
2)蠕動痛
7 尿路(前立腺含む)
1)膀胱炎と腎盂腎炎
2)前立腺炎
8 生殖器
1)男性の生殖器関連
2)女性の生殖器関連
9 骨・関節
10 皮膚・軟部組織
1)蜂窩織炎と蜂窩織炎に見誤られる疾患
2)壊死性筋膜炎
その後
あとがき
索引
コラム
ADLとI-ADLについて
コンサルトのフレームワーク
起立性血圧試験
失神の検査
意識障害のフレームワーク
急性片側性下腿浮腫
全身性浮腫のフレームワーク
めまいと眼
神経学的診察
耳石置換法
Sudden onsetの頭痛
クモ膜下出血における画像検査
低髄液圧性頭痛
便秘のフレームワーク
腹膜炎のピットフォール
扁桃周囲膿瘍を示唆する咽頭所見と頸部X線側面像の読み方
患者さんの訴えに耳を傾けるということ
薬剤性の動悸
呼吸困難のフレームワーク
肺エコーについて
褐色細胞腫と甲状腺機能亢進症の鑑別
脈の不整をみたら
咳嗽のフレームワーク
脊椎関節炎の種類と診断
化膿性脊椎炎のMRI所見
ショックのフレームワークについて
免疫不全と感染性腸炎
症状が絞りにくい感染症
効果判定について
関節炎のフレームワーク
発熱+全身性皮疹の鑑別
フレームワーク毎の代表的な市中感染の起因菌
入院中の敗血症を見逃さない
感染症診療の3つの軸について
入院患者の発熱
非感染症が原因の発熱